【どじょうすくいだけじゃない!】安来節の演目3選と観劇が楽しくなる見どころガイド

エンタメ

こんにちは。

今回は、安来節の演目と見どころについて紹介します。

「安来節=どじょうすくい」だけで終わらせるのはもったいない!

ユーモアあふれる「男踊り」はもちろん、華やかな音と手技が光る「銭太鼓」、情緒豊かで伸びやかな「唄」など、安来節にはバラエティに富んだ演目があります。

そこで今回は、安来節の演目3選と安来出身の私がお伝えするそれぞれの見どころ・注目ポイントなどを紹介しちゃいます。

観劇の前に読んでおけば、より楽しめること間違いなしです!

伝統芸能の枠を超えた、エンターテインメントとしての安来節の魅力を見つけてみませんか?

安来節の演目3選

ご紹介する演目はこの3つです。

  • 男踊り
  • 銭太鼓ぜにだいこ

それぞれ紹介していきます。

※本記事では、演目の雰囲気や見どころをお伝えするため、「安来節保存会動画チャンネル」様のYouTube動画を引用(埋め込み)させていただいております。

男踊り

安来節と聞いてまず誰もが思い浮かべる「どじょうすくい」がこの演目です。

ざる・びく・ほっかむり・鼻あてなど特徴的な衣装を身につけ、コミカルな動きでどじょうを捕まえる動きを演じます。

見どころはやはりユーモアたっぷりの動きと表情です。

大まかなストーリーとしては田んぼに来てざるでどじょうをすくうというだけのものなのですが、

ひょこひょこした歩き方で登場、どじょうが捕れたらニッコリ、どじょうが暴れて見失った!

など動きと表情がどんどん変化するので飽きさせません。

やすぎっちょ
やすぎっちょ

個人的な一番の注目ポイントは、逃げようと暴れるどじょうの動きを指で表現する部分です。(動画の2:27あたり)

熟練の方だと、本当に生きたどじょうが手の中にいるような動きをされますよ!

ちなみに男踊りと別に女踊りの演目もあります。こちらはNHK連続テレビ小説「わろてんか」で取り上げられ話題になりました。

演目の区分として「男」踊り「女」踊りとなっていますが、女性は踊れないのかというとそんなことは全くなく、女性でも男踊りを習得される方はおられますし、体験も男女関係なくできますのでご安心を!

例を挙げると安来節演芸館の現支配人も女性の方ですし、さぎの湯温泉の旅館「竹葉」の女将さんもどじょうすくいを披露してくださることで有名です(体験教室もできるようです)。

※安来節の上演回数が1日4回と書かれていますが、これは記事公開当時の情報で、2026年現在は1日2回です

老若男女問わず楽しめるエンターテインメントがどじょうすくいなのです!

銭太鼓

銭太鼓というのは筒の中に小銭をいれた民族楽器の1種で、振ったり床に打ち付けたりするたびにチャッチャッという小気味良い音を鳴らします。

それぞれ紅白の房がついた2本1セットで使い、安来節の唄に合わせて軽快な手技を披露していきます。

やすぎっちょ
やすぎっちょ

ちなみに私はどじょうすくいは高校のときに1度体験をしただけですが、

銭太鼓は保育園でも小学校でも練習したので、どじょうすくいよりもなじみがあります。

見どころは何と言っても多様な銭太鼓捌きです。ジャグリングを思わせるようなくるくる回す動きや、お手玉のように交互に持ち替える動きなどバリエーション豊かな動きを見せてくれます。

上手な人がやると簡単そうに見えますが、実際やると結構難しいんですよ…

やすぎっちょ
やすぎっちょ

個人的な注目ポイントは2:14~の動きですね

手を交差させた状態から持っている銭太鼓を入れ替えるという、地味に見えるかもしれませんが経験上ミスがいちばん多い動きです

合間に入る「エイヤァ」という掛け声もアクセントになっています。

見るのも聴くのも華やかなのが銭太鼓の特徴ですね。

そして、すべての演目にも共通する「安来節の根幹」ともいえる要素が唄(三味線・鼓も含む)です。

どじょうすくいや銭太鼓のバックでも演奏されていますが、そのようなパフォーマンスを伴わず唄そのものを楽しんでもらう「素唄すうた」という演目もあります。

ここまでの動画をご覧になって感じた方もおられるかもしれませんが、どじょうすくい・銭太鼓など演目はコミカルだったり華やかだったりする一方、唄はどこか哀愁を感じさせるような節回しにも聞こえます。

音を細かく揺らす民謡特有の歌い方が特徴的ですね。

ちなみに安来節の歌詞は定番のものも含め多く伝わっており、熟練の歌い手さんになると即興で歌詞を変えたりといったこともされるようです。

【どじょうすくいの歌詞】

おやじどこへ行く 腰にかご下げて 前の小川へどじょう取りに

わしが生まれは 浜佐陀はまさだ生まれ 朝まとうからどじょやどじょ

唄に千両の 値ぶみがあれば どじょうは万両の味がする

【素唄の歌詞(主なもの)】

安来千軒やすぎせんげん名の出たところ 社日桜しゃにちざくら十神山とかみやま

出雲名物 荷物にゃならぬ 聞いてお帰れ 安来節

お国ばかりか外つ国とつくにまでも 唄いひびかす安来節

さても珍し 月の輪まつり 夜の安来は人の波

歌詞にも注目して楽しめるようになったら、もう立派な安来節通ですよ!

まとめ

今回は、どじょうすくいだけじゃない安来節の演目と見どころを紹介しました。

  • 男踊り:安来節の代名詞。誰もが自然と笑顔になれるコミカル芸。
  • 銭太鼓:華やぐビジュアルと音。目と耳で楽しむパフォーマンス。
  • 唄:すべての演目の根幹。心に響く伝統の歌声。

画面越しや写真でも魅力は感じられますが、やはり「生」のパフォーマンスは別物です!

唄と三味線の音・威勢のいい掛け声・演者さんの表現など、会場が一体となって楽しめるあの空気感は現地に足を運んだ人だけが味わえる特権でもあります。

安来を訪れた際には、ぜひ生の安来節を鑑賞してみてください。

きっと想像以上の「笑い」と「感動」があなたを待っているはずです。

生の安来節を見たい!と思った方は、ぜひ安来節演芸館へお越しください。毎週安来節のパフォーマンスを行っています。

第1回11:20~12:00
第2回13:20~14:00
安来節演芸館 公演時間(土・日・祝)
大人小・中学生
個人1,000円500円
団体800円400円
安来節鑑賞料金

その他詳しい情報は安来節演芸館のHPをご確認ください。

また、安来節については以下でも詳しく紹介されています。今回の記事でも参考にさせていただきました。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

安来節を見に来たら、買い物と体験教室はいかがですか?

安来節を見た後は、近くの足立美術館で世界一の庭園を楽しみませんか?

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